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お参りについて

Q:「お地蔵さま」は、どのようにお参りするの?

​いつも見守ってくださっているお地蔵さまは、お寺のほか、道端、山道、海岸などなど、いろいろな場所にまつられています。都会の喧騒やいつもいつも忙しくしていると、日頃通っている所で、何年も経ってからお地蔵さまの存在に気づいた!なんてことがないですか?
お地蔵さまはそれほど身近で私たちを見守ってくれています。

​お地蔵さまのお参りの仕方は、特に決まった方法はございません。

まずは、長い年月、私たちを見守り続けてくれているお地蔵さまと向き合って心を落ち着かせてください。
どうでしょうか、、、自然と合掌をして一礼していませんか?或いはお地蔵さまの深い慈愛に感謝の気持ちが出てきませんか?


① お地蔵さまと向き合って心を落ち着かせる
​お地蔵様を見かけたとき、ちょっと立ち止まって一礼する。これだけでも立派なお参りです。

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お参りの仕方

時間をかけて、お地蔵さまにお参りをされたいという方は、続きを参考にしてください。しかし前述いたしましたが、お地蔵さまのお参りの仕方は特に決まった方法はございません。ご理解いただいた上でお地蔵さまとご自身が向き合っていただけたら幸いです。

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❶ お線香を手向ける

お線香のご用意があればお手向けください。また場所によっては火の取り扱いができない場所があります。状況によってご判断いただき、お線香を手向けないことも考慮してください。

❷ 賽銭を施す

仏教解釈ですが、賽銭は修行をする意味合いがあります。お参りそのものが修行です。

❸ 心を整え合掌一礼
前述の通りです。心を落ち着かせ合掌をして深く一礼します。

❹ 合掌、南無地蔵菩薩と唱える

なむじぞうぼさつ」目の前のお地蔵さまのお名前をはっきりと口に出して唱えます。

❺ 合掌、自分の住所氏名を伝える

続いて唱えても良いですが、こちらは心の中ではっきりと念じてお伝えください。

❻ 合掌、心願を伝える

こちらも唱えても良いですが、心の中ではっきりと念じてお伝えください。感謝の言葉や自分行動をお伝えするのも良いですね。

❼ 合掌、真言を唱える

真言とは、サンスクリット語マントラを訳した言葉、呪文です。
地蔵菩薩の真言は、『オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ』です。こちらをはっきり口に出して7回唱えます。
7回に根拠はなく、3回、1回など奇数回を唱えます。

オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ』の意味は、
直訳ですと

帰命したてまつる。ハ、ハ、ハ。希有なる者よ。スヴァーハー

何の事か分かりませんよね。

簡潔にいうと、すべての人が心の底から声を出して笑える世界にしていくことを意味している。ハハハというお地蔵さまの笑い声を真言の中に取り入れて意味付けているんですね。

 

❽ 合掌、一礼

最後に、今一度心を落ち着かせ合掌をしてお地蔵さまを尊び深く一礼します。

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